管理栄養士の仕事の内容
管理栄養士の仕事内容は所属によって変わるとは思いますが、「食」にかかわるということだけは共通事項です。
管理栄養士は日本人の食生活に大きくかかわってきます。なぜなら、日本人の食生活は大きく変化し、和食では無くファーストフードや、肉食中心の食生活でとなりました。
そんな乱れた食生活のせいで、日本人は多くの健康被害を受けているのが現状です。
そこで、栄養・食事のプロである管理栄養士が学校等に派遣されて、食育教育を行うというのが管理栄養士の仕事内容になります。
管理栄養士が中心となって、日本全体の食事や栄養に関わる環境を整えなければいけません。
管理栄養士の方々は、食育に関する教育を日々精力的に活動しています。
その活動は公にはあまり出ませんが、縁の下の力持ちといった所でしょうか。
食品のCMや記事などには少なからずかかわりがあるのです。
日本人の食事・栄養を根底から支え、日本全体の食事・栄養の環境を整えるのが、管理栄養士の仕事内容です。
高度で複雑な栄養管理・栄養指導にあたる管理栄養士は病気療養者の症状に応じた栄養指導や個人の身体状況、栄養状態に応じた栄養指導などが仕事内容となります。
その他、仕事内容としては肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧症など生活習慣病や食物アレルギー、拒食症などが増えているので、栄養カウンセリングに基づいた個人への栄養指導、食事面から改善ができるような方の健康相談です。
栄養に関する知識を使い、本当に必要だという人に、本当に必要な量を提供する。
栄養だけではなく「美味しさ」も考慮して提供していく。
これが管理栄養士の仕事内容です。
また、近年管理栄養士の求人募集は病院関係が増えてきています。そして介護施設では老人介護の急速な増加により仕事内容の領域はますます広がっています。